青森に興味はあるけど、行くにはちょっと遠いな、、
そもそも青森って何が有名なの?何がおいしいの?
近場で青森を感じられる場所があれば、、
そんな方のために、この記事をまとめました。
アンテナショップ以外にも、都内で青森を感じられる場所は意外とたくさんあります。
飲食店、スイーツ店、雑貨店、保育園、神社など、いろんな場所に青森が息づいているんです。
青森PR居酒屋 りんごの花(新宿区・荒木町)
都内に住む青森県民の間では有名な居酒屋さん。
曙橋と四谷三丁目を結ぶ、外苑東通りのちょうど中間あたりにあります。
金魚ねぶたが吊り下げられ、ねぶた祭りのポスターが貼られた内装と、青森ローカルな映像が流れる店内はまさに都心のふるさと!
女将さんは三沢市生まれ、十和田市育ちで、こちらのお店を出店する前は、食品業界でスキルやノウハウを長年磨いてきたスペシャリストです。
もちろん、料理やお酒も青森県のものが取り揃えられていて、貝焼き味噌、馬刺し、ねぶた漬、筋子納豆ご飯など、五感で真の青森を感じられる場所になっています。
なにより嬉しいのが、津軽、南部、下北それぞれの地域の料理や酒が味わえるので、この居酒屋では県民仲良く(笑)過ごせること間違いなしです。
▼津軽と南部について知りたい方はこちらから
店の扉をくぐれば、どこでもドアで青森にトリップしたような、そんな感覚を味わえます。
青森県民が多く利用するお店ということで、津軽弁、南部弁、下北弁、青森の三大方言を全身で浴びれる場所になっています。
●青森PR居酒屋 りんごの花
東京都新宿区荒木町11-24 荒木町エーシービル1F
・都営新宿線 曙橋駅 徒歩5分
・地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅 徒歩5分
メロンとロマン(新宿区・神楽坂)
日本有数のメロンの産地として知られる、青森県つがる市が運営するメロン専門工房。
神楽坂通りから路地を入ったところにあり、(いい意味で)青森っぽさは全くない外観です。
メロンのシーズンには、タカミ、ホームラン、アスコット、キスミー、レノンなど、つがる市で生産される主力品種を使ったメニューを味わえます。
パフェ、メロンクリームソーダ、フルーツサンドなどのデザート系メニューはもちろん、ガパオライス(!)、フレンチトーストの食事系もメニューも用意されています。
つがる市のアンテナショップという役割もあり、メロンにまつわるギフトも取り揃えていたり、オフシーズンでも味わえるメニュー開発がここで行われているとのことです!
そして、食器には青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」も使われているので、食器と料理セットで青森を感じることができます。
つがる市のメロンは本当に美味しいので、一度味わってみてほしいです!
●メロンとロマン
東京都新宿区神楽坂3丁目6-92
・地下鉄 飯田橋駅 徒歩5分
・JR中央線・総武線 飯田橋駅 徒歩7分
・東京メトロ東西線 神楽坂駅 徒歩7分
・都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 徒歩5分
青森です(都内近辺をキャラバン)
オシャレな商店街…外国みたい✨
— 【産直】青森です🍎 (@aomori_desu) February 8, 2022
ここは #阿佐ヶ谷パールセンター商店街 😍#青森です in #阿佐ヶ谷、昨日から❣️阿佐ヶ谷は初出店です㊗️よろしくお願い致します🙇♂️
是非、下の🔁ば押して、阿佐ヶ谷近辺のご友人さもしかへでちょんだい😉✨✨#阿佐ヶ谷#阿佐ヶ谷パールセンター商店街#青森です pic.twitter.com/u7MVEoawpJ
都内の商店街や駅ナカなどを出店場所に、首都圏へ県産品を提供する移動型直販店。
決まった場所での長期出店ではなく、空き店舗、イベントスペースを借りてポップアップショップ形式で様々な場所を巡回しているようです。
津軽地方のりんご、田子のにんにく、山菜、梅漬、干し柿などの特産品や、源たれ、なんばんみそ、えごま油などの調味料も取り揃えられています。
産直ということで、メジャーなものだけでなく、地元民のみぞ知るディープな商品もしっかり置かれています。
また、青森という県の括りではなく、「下北復興市」、「五戸です」など、市町村の括りでよりディープな品揃えをする期間限定イベントも行なっています。
青森出身者にとってはかなり嬉しい企画ですよね。
そして、県外出身の方もバラエティ豊かな商品の中から、お気に入りの一品を見つけて青森の魅力に触れてもらえれば嬉しいです。
▼青森の郷土料理、おやつについて知りたい方はこちらをどうぞ!
青森です、の出店情報や出品商品はツイッターで精力的に発信されていますので、ぜひチェックしてみてください!
ひば工房(千代田区・飯田橋)
青森の県木、青森ひばの加工品を扱う専門店。
近くには県のアンテナショップ「あおもり北彩館 東京店」もあり、青森を感じられるエリアになっている飯田橋ですが、「ひば工房」も外せません!
そして、お店のオーナーは下北半島の風間浦村出身です。
青森ひばは国内の80%以上が青森県に分布していて、その中でもこの下北半島に広く分布しています。
そんな青森ひばの加工品を、地元下北の手作り工房から取り寄せ、都内で魅力を発信しているのがこの「ひば工房」です!
アロマオイルとしてもよく使われる青森ひばですが、リラックス効果のある香りだけでなく、虫除け、防カビ、殺菌、消臭など生活に嬉しい効果がたっぷりです。
青森ひばの加工品に囲まれた店内は、まさに都心のオアシス。
飯田橋なのに目をつぶれば青森ひばの原生林にいるかのような気持ちになれます。
風間浦村出身のオーナーさんも人柄がよく、会話もセットで青森ひばを楽しんでもらいたいです。
●ひば工房
東京都千代田区富士見1-7-7 東和富士見ビル1F
・東京メトロ 飯田橋駅 徒歩5分
・JR中央・総武線 飯田橋駅 徒歩4分
はぁもにぃ保育園(板橋区・浮間舟渡)
板橋区の北部にある認可保育園。
ここまで紹介してきた場所とは違い、誰でも入れる場所ではありませんが、実はここ、青森ひばでできている保育園なんです。
園児たちが走り回る床、壁、下駄箱、ロッカー、机、椅子などの家具にいたるまで、全て青森ひばの無垢材で作られています。
塗装していないので青森ひば本来の香りや柔らかな手触りが残り、子ども達とっても安心ですよね。
また、ひばの香りによるリラックス効果で昼寝の時間もぐっすり眠れるとのこと。
青森ひばの無垢材が使われている内装材や家具は、青森の下北半島にある手づくり木工館「わいどの木」で作られています。
青森ひばで保育園を作ろうと思ったきっかけは、オーナーが偶然立ち寄った飯田橋の「ひば工房」で、青森ひばの香り、手触り、風合い、そして耐久性に触れたことだったそうです。
「あの素晴らしい香りや本物の自然を都会の保育園の子供達にも経験させたかった」という想いで作り上げられた保育園、一度行ってみたいものです。
●はぁもにぃ保育園
東京都板橋区舟渡1-14-23 1F
・JR埼京線 浮間舟渡駅 徒歩3分
高岩寺信徒会館(豊島区・巣鴨)
巣鴨の商店街にあり、「とげぬき地蔵尊」の別名で有名な高岩寺(こうがんじ)。
観音像に水をかけて、自分の体の不調箇所にあたるところを洗ってあげるとご利益があるそうです。
この高岩寺の隣にある「高岩寺信徒会館」が青森を感じられるスポットになっています。
会館の入り口に、なにやら見覚えのあるフォルムの灯篭が、、
この信徒会館には、東北各地の表情豊かなこけしが数多く常設展示されています。
青森の津軽こけしといえば、くびれた胴と裾上がりの足元の形で、ボタンの花やねぶた絵の模様が特徴です。
これらのこけしをはじめとした、東北各地の伝統工芸品を展示することで、少しでも東北復興につながれば、という想いで展示を続けているそうです。
東北各地のこけし職人を招いて、製作実演、絵付け体験、展示販売を行うイベントも定期的に行われていますので、とげぬき地蔵へのお参りとともに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
●高岩寺信徒会館
東京都豊島区巣鴨3丁目34番4
津軽稲荷神社(墨田区・錦糸町)
津軽藩由来の神社を東京の下町で見つけました。
両国から錦糸町へ向かう北斎通りに位置し、一際目立つ真っ赤な旗を見ると「津軽稲荷神社」の文字が。
大通りに面しているので、ほんとにここだけ時代の流れが違うような不思議な雰囲気があります。
もともとこの辺りに土地を持っていた津軽藩が、郷土のものを保管する大名の屋敷を置いたことが起源。
屋敷の守護神として祀られたお稲荷さんがそのままこの土地に残り、この辺りの守護神として今も祀られているようです。
津軽由来の神様に見守られる土地が東京にもあるって、なんだか素敵ですよね。
お稲荷さんなので、五穀豊穣と商売繁盛の神様です。
交通の利便性が高く、夜の経済を支える繁華街もある錦糸町。
そんな錦糸町の変化をずっと見守ってきたお稲荷さんのいる「津軽稲荷神社」でぜひ、青森の空気を感じてみてください。
●津軽稲荷神社
東京都墨田区錦糸1-6-12
・JR総武線 錦糸町駅 徒歩10分
TRAIN SUITE四季島(上野発着)
JR東日本が提供する周遊型臨時寝台列車トランスイート四季島。
上野駅が出発駅かつ到着駅になっていて、いわば東日本一周の旅とも言える極上体験を味わえます。
季節に応じてコースが組まれ、日程も1泊2日と2泊3日のどちらかを選ぶことができます。
車内は展望車、客室、ラウンジ、ダイニングに分かれていて、まさに移動するホテル。
乗客が集う5号車の「LOUNGE こもれび」には、東日本の伝統工芸品がいたるところに使われていて、バーカウンターのランプシェードは青森の工芸品が使われています。
▼青森の伝統工芸品について知りたい方はこちらをどうぞ
客室のダストボックスでも使われているこの工芸品「BUNACO(ブナコ )」、白神山地の原生林でも有名な「ブナ」を独特な製法で作られています。
ブナ材をテープ状に加工し、コイルのようにくるくる巻きつけて成形するため、丸みのある温もりのあるフォルムも特徴です。
季節によっては、白神山地にほど近い、西目屋村のBUNACO工場で製作工程の見学と、お皿やボウルの製作体験ができる周遊コースもあるようです。
スズキも一生に一度は乗ってみたい憧れのクルーズトレインです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と青森って近くで感じられるんだなーと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
青森まで旅行するなら、じっくり構えてから行動したいという方も、ぜひ一度気軽に都内で味わってみてくださいね。