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源タレだけじゃない!みんなに使ってほしい青森のおいしいご当地調味料

青森の調味料 観光
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源タレに代表される、青森の家庭で愛されているローカル調味料

醤油、だし醤油、味噌、焼肉のタレなど、源タレ以外にもおいしい調味料がたくさんあります。

この調味料を料理のレシピに加えるだけで、手軽に青森の味を味わうことができるものから、普段の料理がプロの味に変わるものまで、バラエティ豊かです。

スズキ
スズキ

地元民スズキがおすすめする、調味料を紹介していきます!

▼青森の絶品郷土料理はこちらをどうぞ

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八方汁(ワダカン)


明治創業の地元醤油メーカー、ワダカンが発売している万能だし「八方汁」も一家に一本の必須調味料です。

かつお節、しいたけ、ホタテ、アサリ、牡蠣、昆布という6種類もの旨味エキスがブレンドされています。

ざっくりのイメージは、プロ仕様のめんつゆです。

和食を作るときにとても重宝します。


煮物、天つゆ、うどん、そばはもちろん、和洋中問わず万能だし調味料として使えます。

料理レシピで「めんつゆ」が出てきたら、八方汁に変えてみてください。

それだけで、いつもの料理が段違いに美味しくなります!!

一般的なめんつゆよりも、かなり濃い目に作られていて、「5〜6倍濃縮」なので、めんつゆに置き換える時は要チェックです。

健骨醤油(上北農産加工)


源タレでお馴染みの「上北農産加工」が発売する、カルシウムたっぷりの「健骨醤油」もおすすめです。

スズキ
スズキ

こちら、スズキ家愛用の醤油です


発売元の上北農産加工は、羊毛加工販売、醤油製造販売を経て、醤油から派生する源タレなどの調味料全般の製造販売を行なっている会社です。


「けんこつこつこつ健骨醤油、Ca!カルシウム?」というフレーズの、耳馴染みの良いローカルCMで刷り込まれている青森県民も多いと思います(スズキはまさにその中の一人です)


このCMによると、カルシウムを多く含む健骨醤油は、「お母さんの知恵から生まれた」そうです。

日本人に不足しがちなカルシウムが、料理で必ずと言っていいほど使う醤油で、手軽に摂取できるようにと開発されています。

また、塩分も10%に抑えられていて、醤油特有の角が取れたまろやかな味わいで使いやすいですよ。

一般的な薄口醤油の塩分が18〜19%、濃口醤油が16〜17%なので、カルシウムを取りながら塩分も抑えられる、健康に配慮した調味料です。

ちなみに、原料の小麦、大豆は青森県産100%です!

ばっけ味噌


「ばっけ」は方言で、ふきのとうの意味です。

この方言は、青森だけでなく東北地方で使われている地域もいくつかあるようです。

「ばっけ味噌」は、茹でて刻んだふきのとうに、津軽味噌、砂糖、酒、みりんなどを加えた春の味覚を味わえる郷土味噌です。

ふきのとうさえあれば、家庭にある調味料で簡単に作れる味噌なので、青森では家庭でよく作られています。


春を感じられる、ふきのとうの爽やかな苦味と、津軽味噌の甘みがマッチし、ごはんに乗せても良し、焼き魚に添えても良し、野菜スティックでディップしても良し、ですよ!

ほかの調味料と同様、お土産としても買えるように瓶詰めされたものも販売されています。

市販のものは、はちみつで苦味も抑えられているものも多いので、ばっけ味噌を初めて食べる人にもおすすめです。

スズキ的、ばっけ味噌がベストマッチする料理は、、、
だし巻き卵です!!


意外に思われるかもしれませんが、これが合うんですっ!!

だし巻き卵の優しい味と、ばっけ味噌特有の甘味と塩味が実にマッチしていて美味しいですよ!

ね太郎 糀つぶみそ(かねさ)


明治創業の老舗味噌メーカーの「かねさ」が作る津軽みそです。

地元企業の「かねさ」は創業以来、「おいしさと、健康」を信条に、伝統の味と県民の健康を守ってきた企業とも言えます。

ミネラル豊富な地下水と、味噌作りに適した津軽の寒さが生み出す、独特な旨味と熟成されたコクが特徴の津軽みそ


かねさ味噌のラインナップの一つである「ね太郎 糀つぶみそ」は、津軽みその特徴である旨味、甘み、香りを存分に楽しめまる商品。

「津軽三年味噌」と言われるほど、熟成に長期間かけるのも津軽みその特徴ですが、「ね太郎」というネーミングは、日本昔ばなしの「三年寝太郎」からきているとか、きていないとか。。


味噌汁はもちろん、おでん、郷土料理の「けの汁」など、ローカル料理だけでなく、いろんな料理で活躍します。

スズキ
スズキ

中でもおすすめは、味噌おにぎり!!この味噌で作ると本当においしい

青森で暮らしてた頃は、普通に美味しいと思って食べてた味噌おにぎりですが、県外で暮らすと、「めちゃくちゃ美味しかったんだ、これ、、」と思うようになりました。

津軽みそは、味噌おにぎりのために作られた味噌なんじゃないか、と思うくらい美味しいです!!

たげ重宝するタレ うめっきゃ(食祭館 中谷)


食祭館 中谷は、金木本店と五所川原店を展開する青森のローカルスーパーです。

中谷さんが開発した焼肉のタレがこの「うめっきゃ」

添加物は使用されておらず、県産にんにく、りんご、醤油、砂糖、みそ、ごま油、みりん、酒、唐辛子、大豆、小麦粉が原材料です。

津軽みその旨味とコクが活きる、こってり系のタレなので、源タレとは違った美味しさを味わうことができます。


1本のボトルに、にんにくが8片も入っているそうで、そりゃ美味しいですよね。

そして、にんにくたっぷりがゆえに、蓋が閉まっててもにんにくの香りがします。

スズキ
スズキ

個人的には源タレよりも、うめっきゃタレの方が好きです!ご賞味あれ!!

▼青森のローカルスーパー特集はこちらからどうぞ

スタミナ源たれ(上北農産加工)


これは言わずもがなですが、一応。。

どこの家庭にも一本ある「源たれ」です!

ラベルに表示されている通り、焼肉、野菜料理で特に本領を発揮する万能調味料です。

主な原材料は、全て青森県産のものが使われています。


キリッとした県産醤油に、特産品のにんにくで食欲をそそる香りと旨味が加わり、玉ねぎや生姜などの生野菜もたっぷり溶け込んでいます。

そして、ピリッとした辛味の中に感じる自然な甘みは、すりおろした青森りんごによるもの。

一般的な焼肉のタレにあるような、不自然なとろみがありません。


すりおろしたにんにくやりんごも、こさずにそのまま入っていますので、とろみを追加する必要がないんですね。

野菜炒めは本当に、これ一本で味が決まります!!

焼肉はもちろん、ホタテや焼き魚などの海鮮にも抜群の相性で、ごはんめちゃめちゃ進みます。


キャンプやBBQをするときの調味料として、どれか一本持って行くなら、絶対源タレです。

ちなみに、もともとは羊肉(ジンギスカン)を美味しく食べれるように開発されたタレなので、ジビエ肉にも抜群ですよ。

他の使い方でいうと、麻婆豆腐の味の決め手にしたり、冷奴にかけたり、納豆に入れて食べたりもおすすめです!

スズキ
スズキ

ちなみにスズキ家では、カレーライスの味を決める隠し味としてよく使ってます


ちなみに、食べるラー油的な感じで、「食べるスタミナ源たれ」も発売されています。


実はこれがかなりイケてる調味料で、りんごやにんにくなどの具材が多く入っていることもあり、めちゃくちゃ美味しいです。

おすすめの食べ方は、蒸しキャベツに付けて食べる!以上っ!!

これ間違いないです。

スズキ妻
スズキ妻

液体タイプの源タレより、私はこっちの方が好きです!

【番外編】元祖コムラのなんばんみそ(コムラ醸造)


「なんばんみそ」という商品名ですが、商品自体は、野菜のもろみ漬けです。

青森県産の大根、きゅうり、にんじん、唐辛子(なんばん)をもろみ味噌で漬け込み、コリッとした食感を味わえる甘辛な漬物になっています。


南部地方では、昔から冬の保存食としてこの「なんばんみそ」が食べられていて、便利になった現在でも、伝統の味として地元民に愛されています。

コムラのなんばんみそは、唐辛子の量で、甘口、辛口に分かれているので、お好みに合わせて買ってみてください。


ちなみに、地元民には辛口が人気です。

炊き立ての白米と、このなんばんみそだけで、立派なご飯になりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

青森県民に愛されているローカル調味料には、県外のみなさまにもおすすめしたい美味しいものがたくさんあります。

保存が効くものが多いので、お土産にもぴったり。

料理の味付けがいつも同じになってしまう、手軽に青森の味を楽しみたい、など、どんなきっかけでも結構ですので、ぜひ使ってみてください!