【途中下車できる】東北・北海道新幹線のチケットの買い方

新函館北斗が下りの終着駅になっている、東北・北海道新幹線。

目的地は函館なんだけど、途中駅の盛岡、八戸、新青森も満喫したい！

そう思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

この度、用事で函館へ行くことになり、せっかく近くを通るなら実家の青森で途中下車できないものか、、と思ったのが、この記事を書くきっかけとなっています。

無駄な追加費用かからず、途中下車できる方法を試してみましたので、レポートします！！

新幹線に乗るために必要なチケット

新幹線に乗るためには、「（新幹線）特急券」と「乗車券」の2種類のチケットを買う必要があります。

（新幹線）特急券

特急券は、乗る座席によって料金が異なるチケットです。

大きく分けると、指定席特急券か、自由席特急券の2パターンです。

指定席特急券は、予約時に指定した列車でだけ使えますが、自由席特急券は1日間有効なので、自分の都合に合わせて列車を選ぶことができます。

乗車券

乗車券は、電車の切符と同じ考え方で、乗車する区間のチケットです。

なお、予約時に切符の種類を「新幹線eチケット」や「スマートEX」で選択した場合や、割引のあるチケットを選んだ場合は、特急券と乗車券がセットになってたりします。

東北・北海道新幹線の特徴

東京⇄新函館北斗間を走る東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」は全席指定のため、自由席が存在しません。

つまり、特急券の種類も指定席特急券オンリーになる、ということです。（一部区間では例外あり）

また、グリーン車よりも広い座席で特別なサービスを受けられる「グランクラス」という座席も用意されています。

それでは、東北・北海道新幹線で途中下車するために、乗車券はどの区間を買ったらいいか、指定席特急券はどう買ったらいいのか、を順に説明していきます。

東北・北海道新幹線で途中下車するには？

途中下車する際に、特に注意が必要なのは、指定席特急券の買い方です。

指定席特急券はその名の通り、特定の列車の特定の席を指定して乗る券なので、途中下車する場合は別々に購入が必要となります。

例えば、東京（乗車駅）→新青森（途中下車駅）→新函館北斗（最終降車駅）の場合は、

の計2枚の指定席特急券を買うことになります。

一方、乗車券は途中下車の有無に関わらず、新幹線の乗車駅から最終降車駅までのものを買います。

つまり、乗車券と特急券がセットになっているチケットだと都合が悪いわけです。

では、予約方法をみていきましょう。

予約方法

チケットの予約自体は、各駅のみどりの窓口、WEB予約サイト「えきねっと」どちらでも可能です。

ただ一点、注意しなくてはいけないのが「紙のきっぷ」で予約するということです。

交通系ICカードで乗車する「新幹線eチケット」の場合、乗車券と特急券がセットになってしまうので、途中下車して改札の外に出ることができません。

必ず「紙のきっぷ」で予約しましょう！

では、実際にえきねっとのチケット予約画面で予約してみましょう。

ここで注意！この画面では、「乗車券を申込まない」をチェックしてください。

途中下車する場合でも、乗車券は乗車駅→最終降車駅のものを購入してください。

「東京→新青森」と「新青森→新函館北斗」で分けて買ってしまうと、1000円以上高くなってしまいます！

目的地への直行と、途中下車による金額差は？

下の表を参照ください。

ということで、＋330円で途中下車することができました！

ちなみに、特急券＋乗車券でセット割引となる新幹線eチケットと比較すると、＋530円

つまり、ほぼプラスワンコインで途中下車ができて、その土地も観光できるわけです。

まとめ

途中下車をする場合、「紙のきっぷ」で特急券を乗車する区間ごとに購入し、乗車券は乗車駅から最終降車駅までのものを1枚購入することで、無事お得に途中下車することができました！

「こんな方法があるなら、あの時途中下車しておけばよかった。。」という方が少なくなるよう、この記事がみなさんのもとに届くことを祈っています。

楽しい東北旅を！