マーケティングについて体系的に学んでみたい、資格取得して転職に役立てたいなど、自身のスキルアップのために受験される「ビジネス・マーケティング実務検定」
先日受験し、無事にB級の合格通知をいただきましたので、体験談とともに一発合格するためのアドバイスを記事にまとめました。
ただ、合否は別として、新しいことを知るって面白いですよね。
これから受験を控えている方、勉強を始めようと思っている方の参考になれば嬉しいです!
検定の概要
マーケティング・ビジネス実務検定は、2005年に創設された民間資格の検定試験。
経営、製品、競争戦略の策定に関わる理論や、市場調査、消費者行動、流通、物流、法律など、マーケティングに関わる内容を体系的に学べます。
また、モデルケースとして具体的な企業の事例を挙げ、その企業のマーケティング戦略、事業のビジネスモデル解説も学ぶことができます。
知識としての抽象的な内容だけでなく、実例を知ることで具体的な理解に繋げる、というような構成になっています。
A級(最難関)、B級(応用レベル)、C級(基礎レベル)の3つのレベルが用意されていますが、出題内容やテキストに結構被りがあるので、これから受けようと思っている方にはB級をおすすめします!
ちなみに、スズキも初受験でB級を選びました。
いきなりB級でも大丈夫かな。。という方、大丈夫です!!
自分を信じてチャレンジしてみましょう!
検定の感想
スズキがこの資格を受けようと思った目的は、資格取得のための受験勉強を通じて、仕事で漠然と向き合っている「マーケティング」について体系的に学びたかったからです。
マーケ、マーケ、と仕事で頻出される言葉ですが、「マーケティングとはなんぞや、、」という疑問がずっと消えず、概念・理論や、マーケティングの範囲って?と思うことがよくありました。
マーケティング・ビジネス実務検定の勉強、受験をしてみて感じたこととしては、かなり学問に近い学び方ができる検定だなということ。
そういう意味では、体系的に学びたいという目的に合致した検定だったので、スズキ的には大満足でした。
試験問題自体の感想は、過去問同様に頻出問題が漏れなく出た印象で、試験対策さえすれば難なく合格できそうな感じでした。
購入した教材
検定勉強のための教材は、Amazonと検定協会公式のMHJストアからそれぞれ購入しました。
Amazonで買ったのはB級・A級向けのテキストにあたる「マーケティング・ビジネス実務検定 アドバンスト版テキスト」です。
出版社は税務経理協会ですが、協会が編集していることもあり、MHJストアから買える「アドバンス マーケティング・ビジネスハンドブック」と内容はほぼ一緒。との口コミを拝見し、すぐに届くAmazonで購入。
ちなみにテキストの値段は、Amazonが3900円+税、MHJストアは3700円+税、
なので若干MHJストアの方が安いですが、Amazonは「第5版」、MHJストアは「改訂2版」でした。(2021年12月当時)
過去問はAmazonでは取り扱っていないので、MHJストアで「マーケティング・ビジネス実務検定®B級セット1」を購入。
このセットに含まれる「B級試験問題集〈第5版〉」には、第35〜40回の過去6回分の試験問題が収録されています。
第40回は2019年の開催なので、ちょっと古いかな、、ということで、直近の試験問題1回分がセットになっているこの教材を購入しました。
B級試験問題集〈第5版〉は4000円+税、直近のB級本試験問題は1100円+税なので、別々で買うと5100円+税のところを、こちらのセットだと5100円+税です!
(あ、単品で買うのと変わらない。今気付いた)
勉強時間
試験2ヶ月前から勉強を始めて、仕事の合間に1日1時間目安で毎日ちょっとずつ勉強しました。
学生時代の勉強方法は、中間テスト、期末テストの2、3日前から徹夜勉強パターンでしたが、試験に合格することが今回の目的ではないので、理解しながら勉強を進めていきました。
2ヶ月×1時間なので、検定勉強に費やした時間としては、計60時間くらいですね。
テキストは、各章のかたまりが長い、かつ文章多めなので、30分以上のまとまった時間で集中して勉強するのがいいかと思います。
勉強方法(試験2ヶ月前〜)
「マーケティングとはなんぞや、、」を体系的に学ぶために、テキストの勉強から始めます。
重要語句を書いて覚えたり、勉強ノートを作ったりはしませんでした。
参考書を読むような感覚で、軽めに理解しながら一通り読み進め、1日30ページくらいずつのペースで勉強しました。
360ページくらいのテキストなので、テキストを一通り読み終えるまでで約2週間。
用語の暗記というよりは、へぇー、なるほど、みたいに読み物的なイメージで進めましたが、意外と頭には入ってきました。
ちなみにテキストの文字の密度はこんな感じです↓↓
ザ・教科書。です
その後からは、過去問を使って試験問題をひたすら解きました。
問題集に収録されている試験問題は、知識編と事例編に分かれていて、知識編6回分のあとに事例編が6回分、というような順番で掲載されています。
知識編1回分は問題回答から、答え合わせ、解説文をまんべんなく確認するところまでで1時間弱。
テキストはひたすらインプットでしたが、試験問題を通して学んだことをアウトプットすることができ、テキストと過去問セットで取り組むことで、とても理解が深まりました。
7回分の知識編、事例編の勉強でちょうど2週間なので、ここまでで1ヶ月間です。
勉強方法(試験1ヶ月前〜前日)
マーケティングを体系的に学びたい!という当初の目的は、ここまででほぼほぼクリア。
そんなこともあり、実はこのあたりでちょっとモチベーションが下がりはじめ、1日30分程度の勉強時間になっていました。
しかし、せっかく受けたら合格したいですよね。
ということで、過去問でよく出てきた範囲とよく間違える部分を中心に、再びテキストで勉強を行なっていきました。
ただ、テキストの本文そのままが、語句選択式で穴埋め問題になっていたりして、そういう問題は本来の目的と違うなー、、と身が入らず、試験対策はあきらめました。
ここよく問題になってたな、という部分中心に勉強したこともあり、テキスト2周目は1週間ほどで終わりました。
そして、過去問も2周目に移ります。
一度解いた問題ということもあり、既視感ありつつ意外と悩む問題もまだありました。
ただ、よく出る範囲とよく間違える部分をテキストで復習したこともあり、余裕を持って問題を解けるようになった気がします。
前日は特に一夜漬けすることなく、テキストをプチ復習した程度です。
睡眠大事です!せっかく覚えたことも、頭が働かないともったいないです!
まとめ
余裕を持って勉強する場合は、2ヶ月前から試験勉強を始めるのが理想です。
そして、体系的に学ぶことメイン、資格取得メインといった目的に関わらず、テキストと合わせて、過去問もセットで購入することをおすすめします。
通信講座、通学講座も用意されていますが、スズキのように体系的に学ぶことが目的の場合は、独学がよいかなと思います!
人生勉強!自分のペースでがんばっていきましょう〜